観光さんぽ

中岡慎太郎館

歴史が語る、慎太郎の真実

坂本龍馬とともに 維新回天に尽くした 幕末の志士、
中岡慎太郎の資料館があります。

天保9年(1838)、北川郷柏木の大庄屋の長男として生まれた中岡慎太郎は、18歳の時に、藩校田野学館で武市半平太と出会いました。父の病気により20歳で庄屋見習いとして柚子栽培と植林の奨励を行うなど農民のために活躍しましたが、半平太の人柄に惹かれていた慎太郎は、24歳の時に土佐勤王党に加盟。その後脱藩し、その生涯を維新回天のために日本を動き回り、薩長連合の実現、岩倉具視と三条実美の提携、論文「時勢論」の執筆、大政奉還の主張など、先を見通すチカラ、知性と感性、行動力ある人物です。

その慎太郎の30年の生涯を「中岡慎太郎館」が伝えてくれます。1Fは慎太郎の人生を史実に基づき、年代ごとに時系列で展開。映像とパネルを中心にドラマチックに再現しました。2Fは慎太郎の人柄と、交流のあった幕末の志士、公家たちの肖像画、書簡、掛け軸など資料を中心に展示しています。また年に数回の企画展も開催しています。

お問合せ 中岡慎太郎館
安芸郡北川村柏木140 TEL/0887・38・8600
http://www.nakaokashintarokan.jp/
入館料/一般500円、小中学生300円
開園時間/9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日/火曜(但し休日の場合は、その翌日)、年末年始

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